
コンクリート打ちっ放しの建築が好きです。
うちの事務所も打ちっ放しなのですが、冬寒くて夏は暑い。
でもコンクリートの質感とか佇まいって、捨てがたいんですよね~
で、色々と調べてみたらRC-AGEという会社がありました。
従来のベニヤ型枠によるRC工事の半分以下で完成させることができる「RC-Z工法」を用いているのが特徴で、ベニヤの代わりにFRP製型を使用したり、断熱ボードを片側の型枠として用いたりと、コスト軽減や断熱効果などいろいろ面白そう。
外観デザインはシンプルなデザインで、内装設備もデザイナーの感性で選んで、使って納得したものだけをおすすめしているとのことで、なんかワクワクしますね。
RC-AGEのHPはこちら
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2015.02.02 |
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「QUICK SPACE 72h (クイックスペース72h) 」は災害発生直後から最も重要な時間である初動72時間に迅速に対応できる即時性と、用途に応じて可変する増殖システムを持ち、仮設でありながら高品質な空間を創造する新しいポータブルアーキテクチュアの提案です。
「プラパール」という軽量で剛性に優れたポリプロピレン製のボードは熱罫線加工による折り曲げが可能なため、日本の伝統的な折り紙のように一枚の平面板を折り曲げて強固な構造体をつくることで、余分な部材のない一体型のシェルターを形成するとのこと。
白黒のモノトーンで構成された印象はちょっとした宇宙基地のようですね。デザインは株式会社GK設計が担当なさったとのこと。GKらしいシンプルなまとめ方はとても好きです ^ ^
「QUICK SPACE 72h」のHPはこちら。
テーマ:デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術
2010.01.10 |
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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで本日1月4日、世界一の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」の落成式が行われる予定です。台湾の超高層ビル「台北101」(509メートル)を大きく抜いて約820メートルに達し、文句なしの世界一! ちなみに2012年春に竣工予定の東京スカイツリーでさえ634mですからその高さは群を抜いてますね。
現地からの報道によるとビルは160階建てで1044戸のアパートや事務所・ホテル・飲食店などが入居。124階には展望スペースが設けられ、観光名所としても人気を呼びそうです。手掛けた不動産開発会社エマール・プロパティーズは話題性を持たせるため、正確な高さを公表していないとのこと。
上の動画は工事関係者らしき男性がビデオで撮影したもの。周りの高層ビルが遙か下に見えるほど高い「ブルジュ・ドバイ」の天辺付近から撮られたこの映像、真下に向けたカメラに映し出されたタワー部分の長さはどこまでも続いているようです。人間が作り出した最も高い建造物の天辺からの眺めを、ぜひ味わってみてください。
最近何故か高いところが苦手になってきた私は、吸い込まれそうな気分です(笑)。

テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術
2010.01.04 |
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2009年度のグッドデザイン大賞が11月6日に発表されました。駅舎および複合施設である「岩見沢複合駅舎」が受賞されました。おめでとうございます!
この岩見沢複合駅舎は2000年12月、3代目岩見沢駅舎が焼失。それから約8年後の2009年3月、悲願の4代目駅舎が市施設との複合施設として完成。2007年6月に開業した「JR岩見沢駅」に続き市民に様々な活動の場と各種サービスを提供する「岩見沢市交流プラザ」・駅南北の街を結ぶ架け橋となる「有明連絡歩道(自由通路)」が開業し、岩見沢の新たな“まちの顔”として誕生したそうです。
岩見沢はかつて石炭産業を背景に物資輸送の要衝として繁栄を極めた「鉄道の街」でしたが、現在の中心市街地には人々の賑わいのない凋落の風景が広がっていたそうです。この岩見沢複合駅舎には単なる駅としての機能を越えて「まちの顔となり、変わらない価値を持つ駅舎」「地域文化を担い、地域の交流拠点となる駅舎」「中心市街地との積極的な関係を持つ駅舎」として、未来に向かってまち再生へ向かう強い意志が求められ、その再生計画の中に「レンガによる町おこし」が試みられたそうです。
これは「岩見沢レンガプロジェクト(開催期間2006年4月~2006年9月)」というもので、焼失した岩見沢駅を岩見沢市の歴史・文化・風土を象徴する「赤レンガ」で再生しようという参加型プロジェクト。一般からHPなどで参加を募り、参加者の名前を刻んだレンガで駅舎を創るというもの。岩見沢市民のほか世界中から参加の声があがり、刻印レンガの数は4777個にのぼったそうです。その他にガラスサッシには鉄道の歴史が染みこんだ古レール232本が巧みに使われるなど、歴史を感じさせる設計が新駅舎には取り込まれているそうです。

テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術
2009.11.17 |
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